なんだかYouTubeの釣りみたいなタイトルですが、本当にありえないことが起こったんです。
もう5年以上前から代理店として、某地にクライアントの看板を設置しており、その契約は自動更新で毎年継続してきました。
ちなみに自動更新の内容は、3ヶ月前までに解除の意向を伝えなければ自動で更新される契約になっており、看板のように長期的に行う広告では一般的な内容です。
その看板が先日、知らないうちに突然、まったく関係ない看板にすり替えられてしまったんです。
寝耳に水。晴天の霹靂。
最初は何が起こったのか理解できませんでした。
しかも、ちょうど更新した1年分の看板料を支払った直後だったんです。
そんなことが起こるはずがない。信じられない。
でも実際に起こっている現実。
原因は、大家さん(看板の貸主)とウチとの間に入っている、看板業者A氏の勘違いと確認不足による、誤った契約解除でした。
クライアントもウチも被害者なので、一刻も早く看板を元に戻して、差し替えられていた期間の補償を求めました。
しかし、大家さんの言い分は、A氏から契約解除を伝えられたことから、新規で営業して新しい広告主を探してきており、その広告主との新しい契約が始まっているため、こちらの希望は受け入れられないということでした。
逆の立場だと理解できる話ではあります。
大家さん側には、まったく非がありません。
という訳で窮地に陥ったのが、原因を作った看板業者のA氏。
もう八方塞がりで、悲痛な表情を浮かべていました。
クライアント側からは弁護士に頼んで解決するしかない、というような声も聞こえてきました。
でも、奇跡が起こりました。
そのA氏が、元の看板よりも視認性や注目度が確実に上回る、新規の看板地を足で探し出し、その土地のオーナーと新規の看板設置に関する条件までまとめて来たのです。
看板料は従来通りに抑えつつ、新しく設置する看板の制作費もA氏側で負担してくれるといいます。(当然と言えば当然ですが、結構な額です)
最初は元の看板にこだわり、代替提案なんぞ無用とご立腹だったクライアントも、同じ金額で明らかに良い条件の看板に代わるということで、どうにか矛を収めていただきました。
裁判沙汰にも発展しそうだったトラブルですが、A氏が強い責任感で必死に動き、新しい看板をスピーディーに見つけてきてくれたことで2週間ほどで解決することができました。
自分のミスにより、取り返しのつかない問題が発生してしまった場合、どう向き合うべきなのか。
A氏の動きはとても勉強になりました。
また、契約に関する重要な事柄は電話ではなくメールなど残る形で行うことが重要だと改めて思い知らされたトラブルでした。